−池田の野望実現の目標期限はあと4年−
秋谷、日蓮正宗に対する徹底攻撃を宣言
この時に正法を護ってこそ真のい仏弟子に
創価学会・公明党は、あちらにすり寄り、こちらにすり寄りしながら、政権与党の地位にしがみついてきたが、近頃では、すっかり政権の重鎮気取りである。そうした中で、日本国支配も射程距離内に入ったと踏んだらしく、学会の邪悪な動きがにわかに勢いづいてきた。
傍観していたら、取り返しが付かない事態になることも考えられる。 私達は日蓮大聖人の弟子檀那として、今、どのような姿勢で信心していくべきであろうか。
政権を支配できるポジションの確立
参院選で一千万票獲得が当面の目標
池田創価学会が日本国支配の実現地点と見なす二〇〇五年まで、あとわずか四年――すでに公明党を政権入りさせ、しかも最大政党の自民党に対しても隠然たる影響力を握った学会は、今が野望達成の正念場とばかりに、まさに最終決戦の様相を呈した動きを見せ始めている。
学会が揺るがぬ権力を手中に収めるためには、彼らにとって、概(おおむ)ね、二つの課題がある。
一つは、政治権力の基盤を絶対的なものにすること。そして、もう一つは、いまだに多くの会員が想いを断ち切れないでいる日蓮正宗大石寺に対する対策、である。
一つ目の「政治権力の基盤の絶対化」については、その命運を決する大きな山場の一つが、本年六月に行なわれる参院選であろう。
ここで学会の集票力の凄まじさを見せつけておけば、弱体化の一途を辿(たど)り続ける自民党は、完全に創価学会に頭が上がらなくなる。また、たとえ、自民党が政権から滑(すべ)り落ちたとしても、次の中心政権党にも同じ効力を発揮することができる――その思惑から、学会は、比例区における公明党の得票数を「一千万票」にすることを宣言した。
思えば、昨年六月に行なわれた衆院選の比例区獲得票数は、死力を尽くして七百七十六万票だったから、さらに二百万票強の増加を狙っている、ということになる。
いったい、票集めのために全国の学会員がどんな狂乱ぶりを展開するのか、考えるだに薄ら寒くなるが、本年一月の本部幹部会で全国青年部長の佐藤浩は、この参院選を睨(にら)んで、
「今回、また、学会攻撃の動きがあるならば、全国の青年部は即座に迎撃し、反撃し、断固、粉砕していく」(『聖教新聞』一月十日付)
などと、「平和と教育」に逆行する物騒な発言で、会員を煽(あお)っている。
どうやら、学会にとって一番こわいのは、自らの日本国支配の野望を一般選挙民に広く知らされてしまうことらしい。何といっても、公明党が大敗北を喫した五年前の衆院選では、落選した公明党の雄・黒柳明が、敗因について「チラシ(※池田大作の日本国乗っ取りの野望を暴いたもの等)を大量に撒(ま)かれたことだ」と弁明していたくらいだから。
しかし、学会の青年部長ごときが何を発表しようが、あるいは、学会がどんなに政治権力を行使して弾圧を加えてこようが、池田創価学会の日本国支配だけは、絶対に阻止しなければならない。
会員の心に残る「日蓮正宗大石寺」を払拭
秋谷「大石寺をボロ寺にしてやれ」と檄 !!
さて、学会のもう一つの課題である、日蓮正宗大石寺に対する対策だが、いまだに脱会者が出続けていることからも判るように、会員はまだ完全に大石寺への想いを断ち切れたわけではないし、日蓮正宗をこのままにしておくかぎり、会員はいつ、総本山へ心を戻すかわからない。
その不安から、学会首脳部は、日蓮正宗への憎悪と攻撃を会員に煽(あお)り続けてきた。
その結果、寺院襲撃や脱会者への嫌がらせが社会的な問題にまで広がり、いったんは沈静化しつつあったかのようにも見えたが、野望達成の最終段階に突入した今、もはや、なりふり構っていられないという心境か、二月の本部幹部会で会長・秋谷栄之助が、またぞろ徹底的な正宗攻撃を宣言したのである。
秋谷いわく、
「(総本山大石寺を)ペンペン草の生えたボロ寺に戻してやろうではありませんか」
「徹底して日顕(上人)の悪を暴き、(法華講員に対する)脱講(運動)を、さらに進めてまいろうではありませんか」(『聖教新聞』三月一日付)
と。
これから何をどういうふうに展開するつもりかは知らないが、まずは来年の「法華講三十万登山」を潰(つぶ)す目論見(もくろみ)で、これまでに輪を掛けた、様々な陰謀や攻撃を仕掛けてくるであろうことは、想像に難くない。
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