FORUM21
発行人:
乙骨正生 |
FORUM21は、平成11年10月に特定の宗教団体である創価学会を母体とする公明党が政権に参画したことによっ て、憲法20条1項後段規定の
「いかなる宗教団体も国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない」との政教分離規定が危殆に瀕するとの危機意識をもった、多くの宗教者、学者、ジャーナリスト等で、創価学会・公明党問題を中心に、宗教と政治、宗教と社会に関する問題点を相互に認識、啓発しあう中からうまれた、創価学会問題を扱う数少ない定期発行誌。
創価学会・公明党は、もてる政治力、金力を最大限活用して、マスコミに対する工作を強化。全国各地のローカル紙、ローカル局に続いて、「朝日新聞」「讀賣新聞」「産経新聞」「毎日新聞」の全国紙四紙が、相次いで池田大作氏の署名記事、インタビューを掲載するなど、日本のマスコミはいま次々と創価学会の膝下に屈しつつあります。
こうした事態を看過、黙過することができない方の為の必読の冊子。
■連載「カルトとは」:世界で始めて法律的に政教分離の概念「ライシテ」を生んだフランスのカルト事情を詳しく伝えてくれる。
宗教と国家運営の研究する上で必読の情報。
■宗教と政治は一線が引かれなくてはならない 俵孝太郎(政治評論家)
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「日本国憲法概説」 佐藤功
(学陽書房等) |
著者・佐藤功氏は憲法20条・政教分離原則について、宗教団体に禁止している「政治上の権力」とは、統治的権力だけでなく「宗教団体の政治的権威の機能」まで禁止していると述べている。
但し2008年11月時点で創価・公明は統治的権力の行使の疑いが出てきている。
※著書「日本国憲法成立史」は、日本国憲法成立についてもっとも信頼できる文献であると、有斐閣ではコメントしている
本文より
「教会・寺院などが課税権・裁判権などの権力を行使したことがあるが、現代においてはこのような事例は予想されない。従って、ここにいう『政治上の権力』とは『政治的権威』の意味であり、特に過去における神道が政治権力と結合し、前に述べたように軍国主義的政策の宗教的基礎づけの機能を営んだことにかんがみ、政教分離の原則を明らかにするために、宗教団体が政治的権威の機能を営んではならないという趣旨を示したものと解される」
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日本国憲法制定秘史
―GHQ秘密作業「エラマン・ノート開封」
村川 一郎
初谷 良彦 |
現在の憲法が成立する原案となった「マッカーサー草案」、そのプロジュクトチームの議論の記録をまとめた書。
その記録の中でも、憲法20条「信教の自由は何人に対してもこれを保証する。いかなる宗教団体も国から特別の特権を受け、また政治的権力を行使してはならない」の、政教分離原則部分の案をつくる時の議論では、具体的な統治的権力だけでなく、「どのような聖職者の組織に対しても政治的権威」を禁止したいという議論がなされている。
本文より
ロウスト中佐:「聖職者の霊的権威を受け入れることはできない」
「この条文が阻止を試みようとしているのは、強制的に社会における分派を形成するために用いられる聖職者の権威濫用である。それは政治的に用いられてはならない」
ケースディ大佐:「憲法に入れるべきではない」
ロウスト中佐:「日本国憲法には必要である。その理由は日本が何世紀もの間、聖職者による支配が行われてきたからである。権利章典の一般条項の中に特別項目を設置したい」
「これによってどのような聖職者の組織に対しても政治的権威が与えられないことを明らかにしなければならない」
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自自公を批判する
―政教分離原論
白川 勝彦 |
政党は権力奪取が目的であるので、宗教団体が政党をつくることそのものが憲法違反だという原理原則から自公を批判
マッカーサーの英語原案における20条部分は ” No religious organization shall receive any privileges from the State,nor exercise any political authority ” と書かれており、宗教団体に禁止しているのはpolitical authority、つまり政治的権威までを禁止していると、歴史的背景と言語から20条の真意に迫り、 いままで我が国が経験していなかった宗教団体がつくる政党が権力を握る事態に警笛をならす。
また宗教団体は権力にたよらず布教を目指さないと、布教が教えの力に拠らない方向に進み堕落するとも指摘している。
宗教は権力を追うことをやめ、教えとその宗教の力で布教すると宣言すべきなのかもしれない。 |
自公連立解体論
―自由主義が衰退すれば、日本は滅ぶ
白川 勝彦 |
政教分離原論と政局を具体的に分析した、現在の政治を知る必読の書 |
政権崩壊
―永田町徒然草
白川 勝彦 |
白川勝彦氏の運営するサイトの一つ「永田町徒然草」
現在の政局を具体的に分析した、今現在の政治を知る必読の書 |
創価学会・公明党「カネと品位」
福本 潤一 |
入会歴40年、2期12年の国会議員歴の中で見た創価学会の「政治と金」の実態。国民の信任を得た政治家からも多額の集金を行い、さらに権力まで利用する創価学会の本質を知る上で最高の書。
2007年10月の国会での石井一議員が行った「P献金問題」での、冬柴議員の返答がまったくの嘘?と思える指摘も記載されている。
その他国民の大半がしらない創価公明の「政治とカネ」の実態を知る事実が満載。 |
池田大作の品格
―万乗の君にあらず 憂慮される池田Xデー後の社会的混乱
小多仁 伯 |
元本部職員による池田大作の人格の本質を暴く、希少価値のある書
様々なエピソードが池田大作の実態を暴く、その他創価学会幹部の実態も教えてくれる。 |